早く走るためには
1996年初頭、突如として現れたレーシングゲーム「チョロQVER.1.02(チョロQ)」。 なんと言ってもこのゲームの魅力は、「チョロQ」と言う見た目にとらわれない、圧倒的な重厚感ある世界観と、奥深いキビキビした操作性にある。 BGMもゲーム性もコースの風景も良し!「チョロQ」ながらもレースゲームとしての基準を全てクリアーしている、こんなゲームでタイムアタックを したら「リッジレーサー」よりもアツいバトルが展開できるに違いない! ・・・と言うことでこんなページを作ってみた。 「チョロQ」をやるうえで、「コレだけは知っておくと良い」ドライビングテクニックを色々と紹介しています。 文字も色を沢山使って、気合が入っているぞ! 「アウトインアウトがイチバン速い!」・・・のはドライブシミュレータだけ。
「アウトインアウトが一番速い!」・・・のはドライブシミュレータだけ。 まず最初に、どういった走り方がイチバン速いのだろうか。 いまどきのレースゲーマーならまず思いつくのは”アウトインアウトで攻める”だ。 「理論的には一番速いのはコーナーの内側を回ることだけど、タイヤのグリップが...」と言うのだろうが、 そんなのは「ドライビングシミュレーター」での話しだ。 「レースゲーム」なら、その限りでないものは沢山あるぞ! チョロQで同じ走りをしてみよう。もし、アウトインアウトで攻めるのが一番速いのならば、ハンドルを切れば、 マシンのスピードは下がるはずだ。 ・・・どうだ。曲がってもスピードは落ちないだろう。「チョロQ」では、いつもコーナーのインを攻めるのが一番 速いのだ。 しかし、例外もあることにはある。シケインだったら、アウトインアウトでなるべくステアを切らずに、直線的な ラインを辿らなければいけないし、スペシャルサーキットの最終コーナーや、上級サーキットのヘアピンでは、より短い距離でコーナーを抜けるために コーナーへの進入で少しアウト側に寄ったほうが速く走れるだろう。 ”インベタで行けるか、行けないか?”これを上手く見分ける事が、タイムアップへの鍵だ。
ドリフトを極めろ! 前項ではいつもコーナーのインを攻めるのが一番速いと言っていたが、それは”ドリフト”が出来る事が前提。 ドリフトの何が凄いって?ひとつは思いっきりスピードを落とさないとクリアーできないコーナーでもほとんどトップピードでコーナーを曲がれる ってのと、より内側に寄りながらコーナーをクリアできるの二つがある罠。 これを使えるか使えないかで格段にタイムが変わってくるぞ! 自転車に乗るようなものなので、出来ない人は今のうちに覚えてしまおう。
きっかけ作り ドリフトのきっかけを作るにはどうしたら良いかって?・・・簡単。アクセルを押したままハンドルを切れば良いのだ。 そうすると、タイヤからスキール音が鳴り出す。ここから、ドリフトをしている状態だ。 ここまではシロウトまでできる。うん。このままアクセルを押したままだと、”スピン”状態に陥ってしまうから、まずはアクセルを離そう。 アクセルを押したままじゃ姿勢制御もできたものじゃないからな。 コントロールする クルマが回りだしたらアクセルを離してみよう。・・・ほら。十字キーで右に寄ったり、左に寄ったり、一気に自由になったぞ。 コーナーでなるべく内側に寄りながら曲がるのだ。さっきアクセルを離してから、ずっと離しっぱなしだと、スピードが落ちてきて結局同じことになってしまうので もう一度、アクセルを入れなおしておこう。 ここまで、ドリフトの流れを簡単にさらっと説明すると 1)アクセル入れたまま曲がる 2)マシンが回りだし、マシンの鼻がコーナーの内側を向いたぐらいでいったんアクセルを入れなおす 3)カウンターステア(逆ハンドル)でなるべくインを付いていけるように姿勢制御 って感じだな。
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